
OneDriveでファイルやフォルダを共有する方法はこちら

ワンポイント
OneDriveを使ったファイル共有には、次のようなメリットがあります。
公開日:
2022/05/26 /
最終更新日:
2022/05/28 /
著者:Hiroshi Higa /
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STEP1 OneDriveの共有機能を利用する
OneDriveでファイルを共有するためには、共有対象のファイルがOneDriveに保存されている必要があります。OneDriveのバックアップ機能を有効にしている場合、「デスクトップ」、「ドキュメント」、「写真(ピクチャ)」に保存したファイルは、自動でOneDriveにも格納され、指定した相手と簡単にファイルを共有することができます。
(A)パスワードを設定してファイルを共有
OneDriveの共有機能を使って、リンクを持つ(リンクを通知する)ユーザーとファイル または フォルダを共有します。共有先のユーザーには、ファイルのリンク先が書かれたメッセージ(メール)が送信され、受信者はメッセージ内のリンクをクリックすることで、共有ファイルを開くことができます。
【リンクを通知するユーザーへのアクセス制限について】
ファイル共有時に送信されるメッセージには、条件毎に異なるユニークURLでリンクが作成されます。これにより「パスワードが必要なリンク」や「編集可能(または閲覧のみ可能)なリンク」、「有効期限が設定されたリンク」などを作成することができます。
共有するユーザーに、アクセス権限の異なるリンクを振り分けて通知することにより、擬似的にユーザー別のアクセス権を設定することができます。
1 共有したい ファイル または フォルダー を右クリックします。

ファイルまたはフォルダを右クリックします。
2 表示された右クリックメニューの中から、[共有]を選択します。

[共有]を選択します。


3 共有のウインドウが開いたら、共有したい相手のメールアドレスを入力します。

共有する相手のメールアドレスを入力します。
4 宛先欄の右横にある[(リンクの設定)]アイコンをクリックします。

[リンクの設定]アイコンをクリックします。
5 表示されたプルダンメニューの中から、共有する方法を選択します。

共有する方法を選択します。
6 もう一度[(リンクの設定)]アイコンをクリックし、[リンクの設定]を選択します。

[リンクの設定]を選択します。
[編集可能]:共有するユーザーに、ファイルの編集を許可します。
[表示可能]:共有するユーザーに、ファイルの閲覧のみを許可します。(編集はできません)
[リンクの設定]:ファイルの共有方法(パスワード、共有する期間など)を設定します。
7 パスワードの設定欄に、設定したいパスワードを入力します。(パスワードの設定は任意です)

設定したいパスワードを入力します。
8 ウインドウ右下にある[適用]ボタンをクリックします。

[適用]ボタンをクリックします。
9 メッセージ欄に、共有するユーザー宛のメッセージを入力します。(空欄のままでも構いません)

メッセージを入力します。
10 メッセージを入力したら、[送信]ボタンをクリックします。

[送信]ボタンをクリックします。
11 ファイルが共有が完了しました。(共有したユーザーへメッセージが送信されます)

ファイルの共有が完了しました。
困ったときは
→ はい。リンク(URL)さえ分かれば、誰でもファイルにアクセスすることができます。但し、パスの長いユニークURLが作成されるため、リンクを知らない第三者へデータが漏洩するリスクは限定的です。参照できるユーザーを制限したい場合は、リンクの設定画面で[特定のユーザー]を指定してください。([特定のユーザー]で指定可能な宛先は、Microsoftアカウントを持つユーザーのみです)
→ いいえ、共有したファイルに、あとからパスワードを設定することはできません。あとからパスワードを設定したい場合は、共有を一旦解除し、パスワードを設定してから共有し直してください。但し、「リンクの取得」で作成された共有の場合は、パスワードを追加することができます。
*このとき、ユーザー【Aさん】、【Bさん】に対しては、次のような共有設定でメッセージを送信していたとします。
【Aさん】:パスワード不要・編集可能
【Bさん】:パスワード必要・閲覧のみ
→ いいえ、Bさんに対する制限は無効です。アクセス権はリンク(URL)に対して設定されています。”Aさんが受け取ったメッセージ(リンク)” を使ってファイルを開くと、【Bさん】を含め、誰でもパスワードなしでファイルを編集することができます(また、メッセージを誰が送ったかは関係ありません)。