Question

Windowsの起動が遅い・動作が重い時の対処方法
Windows10、Windows11で、起動が遅い または 動作が重い時の対処方法を教えてください。

  • 概要
  • Windowsの起動が遅い動作が重い時の対処方法の紹介です。Windows10、Windows11で起動や動作が遅くなる原因はさまざまです。本記事では、ディスクの空き容量、自動起動・常駐するアプリ、システム設定の3つの項目に、Windowsが遅くなる要因の対処方法を紹介します。

    Windowsの起動が遅い
  • 対象OS
  • Windows10、Windows11

  • STEP1 ディスクの空き容量を確保する
  • (A)ディスククリーンアップをする

    (B)利用しないアプリを削除する

  • STEP2 自動起動・常駐するアプリを停止する
  • (A)サービス・スタートアップを停止する

  • STEP3 システムの設定を最適化する
  • (A)視覚効果を無効にする

    (B)リソースの割り当てを変更する

    Question

    Windowsの起動が遅い・動作が重いの対処方法はこちら

    テクニカルアドバイザー

    はじめに
    Windows Updateや、PCのセキュリティスキャンなどの処理により、Windowsの動作が一時的に遅くなる場合もありますが、常に起動や動作が遅い場合は、PCに何らかの問題が発生している可能性があります。PCの起動や動作を遅くする要因には、次のようなものがあります。

    【Windowsの起動が遅い・動作が重いときの主な原因】

    • - ディスクの空き容量が極端に少ない
    • - 物理メモリが不足している
    • - Windows起動時に自動で起動するアプリが多い
    • - バックグラウンドで動作する(常駐)アプリが、CPU・メモリを消費して負荷をかけている
    • - Windowsが不安定になっている
    • - PCのスペック(性能)が低い
    • - PCがウイルスやマルウェアに感染した...など

    本記事では、ディスクの空き容量が少ない時の対処方法やスタートアップ・常駐するアプリの停止、システムの最適化などの対処方法を中心に紹介します。

  • 関連Q&A Microsoft Defendrで検出されたウイルスを駆除する リンク

  • 公開日 公開日: 2022/06/15 ・ 最終更新日 最終更新日: 2022/09/20 ・ author twitterこの記事をシェアする

  • 操作手順
  • STEP1 ドライブの空き容量を確保する

    システムやアプリが安定して動作するためには、ストレージデバイス(ハードディスクやSSDなど)に十分な空きが必要です。このステップでは、不要なファイルやアプリを削除して、ドライブの空き容量を確保する手順を紹介します。(空き容量が十分にある場合は、この手順をスキップしても構いません)

    ドライブの空き容量はどのくらい必要ですか?

    テクニカルアドバイザー

    ワンポイント
    ディスク容量で特に重要なのは、システムがインストールされたCドライブの空き容量*1です。 PCの仕様や使用状況により違いはありますが、空き容量がCドライブ全体の1割以下(または15GB〜20GB以下)*2を割り込むと、Windowsの起動が遅くなったり、動作が重くなる可能性があります。

    ドライブの空き容量を確認し、空きが少ない場合は、本ステップを参考にドライブの空き容量を確保してください。

    【Cドライブの空き容量の確認方法】
    • エクスプローラーエクスプローラーのアイコンをクリックして起動します。
    • ナビゲーションウインドウ(エクスプローラーの画面左枠)にある[PC]をクリックします。
    • 表示されたCドライブの空き容量*3を確認します。
  • *1一時ファイルや仮想メモリをCドライブ以外に確保している場合、該当のドライブも空き容量を確保する必要があります。
  • *2Windows Updateによる更新プログラムの適用や動画編集アプリの実行時は、それ以上の空き容量が必要になる場合があります。
  • *3ドライブの容量は、ドライブの空き容量/ドライブ全体の容量 で表示されます。空きが少なくなると、ドライブの容量を示す棒グラフは赤色になります。
  • ドライブの空き容量

    (A)ディスククリーンアップをする

    ディスククリーンアップは、Windows10・11に標準でインストールされているメンテナンスツールです。ディスククリーンアップを使用すると、不要なファイルを簡単な手順で削除することができます。

    1スタートボタンスタート]>[Windows管理ツール]*とクリックします。

    *Windows11の場合は、[スタート]>[すべてのアプリ]>[Windowsツール]とクリックしてください。

    2[ディスククリーンアップ]をクリックして起動します。

    3[システムファイルのクリーンアップ]ボタンをクリックします。

    ディスククリーンアップ

    [システムファイルの…]をクリックします。

    4 削除したいファイルの項目をクリックして、チェックをつけます。

    削除するファイル

    項目にチェックをつけます。

    テクニカルアドバイザー

    ワンポイント
    この項目にチェックをつけたら良いか分からない場合は、下記リストのファイルを削除するか、こちらのQ&A リンク を参考に削除するファイルを選択してください。

  • 【削除した方が良いファイル一覧】
  • - インターネット一時ファイル:Internet Explorerでキャッシュされた一時ファイルです。
  • - ごみ箱:ごみ箱に削除されたファイルです。削除するとごみ箱内のファイルは完全に削除されます。
  • - 一時ファイル:実行されたアプリにより作成された一時的なファイルです。
  • 関連Q&A ディスククリーンアップ で不要なファイルを削除する(Windows10・11) リンク
  • 5 削除するファイルを選択したら、[OK]ボタンをクリックします。

    ディスククリーンアップ ファイル選択後

    [OK]ボタンをクリックします。

    6 確認メッセージが表示されたら[ファイルの削除]ボタンをクリックします。

    これらのファイルを完全に削除しますか?

    [ファイルの削除]ボタンをクリックします。

  • 関連Q&A Microsoft Edgeのキャッシュクリア(削除)手順 リンク
  • デスクトップアイコンを整理しよう

    テクニカルアドバイザー

    ワンポイント
    デスクトップにたくさんのアイコンを置くと、デスクトップの読み込みに時間が掛かり、パフォーマンスが低下します。PCへの負荷を軽減するためにも、デスクトップには必要アイコンのみ配置してください。

  • 下記の例を参考にデスクトップアイコンを整理してください。
  • - デスクトップに保存された不要なファイル(アイコン)を削除する。
  • - ファイルをドキュメントやピクチャなど、別のフォルダーへファイルを移動する。
  • - デスクトップにサブフォルダー*を作成してファイルを移動する。
  • *デスクトップ内に作成したサブフォルダーにファイルを移動することでも、デスクトップの表示パフォーマンスは改善します。

    デスクトップアイコン
  • 関連Q&A デスクトップアイコン を追加する リンク
  • 最適化(デフラグ)は実行した方が良いですか?

    テクニカルアドバイザー

    ワンポイント
    PCに接続されているドライブがハードディスクで、ファイルの断片化が進んでいる場合は、最適化を実行してください。最適化(デフラグ)は、Windows標準のメンテナンスツールのひとつです。デフラグによるファイルの断片化を解消することで、ファイルの読み書きのパフォーマンスを改善することができます。

    【ストレージデバイスがSSDの場合】

    SSDの場合、手動で最適化を実行する必要はありません。

    SSDで最適化を実行すると、削除したファイルが使用していたデータ領域を完全に解放するTRIMコマンドの処理が行われます。この処理により、データ領域上書き時の処理を減らし、ファイルの書き込みパフォーマンスが向上しますが、効果は限定的です。

    【最適化(デフラグ)の方法】
    • [スタート]>[Windows管理ツール]*とクリックします。
    • [ドライブのデフラグと最適化]をクリックします。
    • Cドライブを選択して、[最適化]ボタンをクリックします。

    *Windows11の場合は、[スタート]>[すべてのアプリ]>[Windows ツール]とクリックしてください。

    最適化
  • 関連Q&A デフラグ でディスクを最適化する(Windows10・11)リンク
  • (B)利用しないアプリを削除する

    PCにインストールされているアプリの中から、利用しないアプリをアンインストールして、ドライブの空き容量を確保します。

    1スタートボタンスタート]ボタンをクリックします。

    2設定(設定)]ボタンをクリックします。

    3[アプリ]をクリックします。

    設定

    [アプリ]をクリックします。

    4[アプリと機能]をクリックします。

    アプリ

    [アプリと機能]を選択します。

    5 削除したいアプリ名をクリックします。

    アプリと機能

    削除したいアプリをクリックします。

    6[アンインストール]ボタンをクリックします。

    アプリと機能

    [アンインストール]ボタンをクリックします。

    7 メッセージが表示されたら、[アンインストール]ボタンをクリックします。

    このアプリとその関連情報がアンインストールされます

    [アンインストール]ボタンをクリックします。

    8 アプリのアンインストール画面が表示された場合は、メッセージに従ってアプリを削除してください。

    1スタートボタンスタート]ボタンをクリックします。

    2設定設定]をクリックします。

    3[アプリ]をクリックします。

    設定

    [アプリ]をクリックします。

    4[アプリと機能]をクリックします。

    アプリ

    [アプリと機能]をクリックします。

    5 削除したアプリの3点リーダー(3点リーダー)をクリックします。

    アプリと機能

    3点リーダー(3点リーダー)をクリックします。

    6表示されたメニューの中から[アンインストール]をクリックします。

    アプリメニュー

    [アンインストール]をクリックします。

    7 メッセージが表示されたら、[アンインストール]ボタンをクリックします。

    このアプリとその関連情報がアンインストールされます

    [アンインストール]ボタンをクリックします。

    8 アプリのアンインストール画面が表示された場合は、メッセージに従ってアプリを削除してください。

    【質問】アンインストールがクリックできません

    一部のアプリで、アンインストールの項目がグレーアウトしてクリックすることができません。どうしたら削除できますか?

    テクニカルアドバイザー

    回答
    フォトやマップ、Cortanaなど、一部のWindows標準のアプリは削除できないように制限がされています。

    これらのアプリをアンインストールするには、Windows PowerShellで、特殊なコマンドを使ってアプリを削除する必要があります。

    → 通常の方法でアンインストールすることができないアプリを削除したい場合は、こちらのページ リンク を参照してください。

    PowerShell
  • 関連Q&A Windows標準アプリの削除と再インストール リンク
  • STEP2 自動起動・常駐するアプリを停止する

    PCにインストールされているアプリには、システム起動時に読み込まれるアプリ(Windowsサービスアプリ)や、ログイン時に自動で開始されるアプリ(スタートアップ アプリ)があります。これらのアプリの中には、システム稼働中にバックグラウンドで常駐するタイプもあり、Windowsの起動が遅い、動作が重い症状の原因になります。

    このステップでは、利用していないサービス・スタートアップ アプリを停止することで、PCに掛かる負荷を減らし、起動や動作スピードの改善を図ります。

    (A)サービス・スタートアップを停止する

    Windowsのブート・ログイン時に読み込みされるアプリを停止するには、システム構成(msconfig)とタスクマネージャーを利用します。

  • スタートアップアプリは、[スタートスタート]>[設定]>[アプリ]>[スタートアップ]から停止することもできます。(停止するときは、停止対象となるアプリのスイッチをオフにします)
  • 1スタートボタンスタート]ボタンを右クリックします。

    2[ファイル名を指定して実行]をクリックします。

    3 名前欄に msconfig とコマンドを入力します。

    クリップボードコピー

    msconfig

    コマンドを入力

    コマンドを入力します。

    4 入力したら[OK]ボタンをクリックします。

    OKをクリック

    [OK]ボタンをクリックします。

    5 システム構成が起動したら、[サービス]タブをクリックします。

    サービスをクリック

    [サービス]タブクリックします。

    6[Microsoftのサービスをすべて隠す]にチェックをつけます。

    Microsoftのサービスをすべて隠すにチェックをつけます

    [Microsoftの...]にチェックをつけます。

    7 利用しないアプリのチェックを外します。

    チェックを外します

    利用しないアプリのチェックを外します。

    8 画面右下にある[適用]ボタンをクリックします。

    適用をクリック

    [適用]ボタンをクリックします。

    テクニカルアドバイザー

    ワンポイント
    Windowsサービスアプリは、システムブート時に自動的に読み込まれ、ユーザーインターフェースを表示せずに起動します。下記のリストを参考に、利用していない または 利用頻度の低いアプリ のチェック項目を解除してください。(表示される項目は環境により異なります)

    マークのついた項目は、セキュリティ関連アプリのため、停止は非推奨です。

    Windowsサービスアプリ名 サービスの概要
    Bonjourサービス iTunes関連のサービスです。(ネットワーク上のApple製デバイスを検出します)
    Google Chrome Elevation Service(GoogleChromeElevationService) Google Chrome関連のサービスです。
    Google Update サービス(gupdate) Google DriveなどのGoogleアプリ関連のサービスです。
    Google Update サービス(gupdatem) Google DriveなどのGoogleアプリ関連のサービスです。
    Leawo CdRom Device Access Agent Service Leawo関連のサービスです。(Leawo関連アプリでディスクを制御します)
    McAfee Activation Service McAfee関連のサービスです。
    McAfee AP Service McAfee関連のサービスです。
    McAfee CSP Service McAfee関連のサービスです。
    McAfee firewall Core Service McAfee関連のサービスです。
    McAfee Module Core Service McAfee関連のサービスです。
    McAfee PEF Service McAfee関連のサービスです。
    McAfee Service Controller McAfee関連のサービスです。
    McAfee Validation Trust Protection Service McAfee関連のサービスです。
    McAfee WebAdvisor McAfee関連のサービスです。
    Platinum Host Service ウイルスバスター関連のサービスです。
    Steam Client Service Steam(ゲーム配信・コミュニケーションアプリ)関連のサービスです。
    TmWscSvc ウイルスバスター関連のサービスです。
    Trend Micro Solution Platform ウイルスバスター関連のサービスです。
    Trend Micro Activity Data Service ウイルスバスター関連のサービスです。

    9 続けて、画面上部にある[スタートアップ]タブをクリックします。

    スタートアップをクリック

    [スタートアップ]タブをクリックします。

    10 タブが切り替わったら、[タスクマネージャーを開く]をクリックします。

    タスクマネージャーを開くをクリック

    [タスクマネージャーを開く]をクリックします。

    11 スタートアップに登録されたアプリの中から、停止したいアプリ*を選択します。

    スタートアップをクリック

    停止するアプリを選択します。

    *スタートアップアプリは、ひとつずつ停止する必要があります。

    12 画面の右下にある[無効にする]ボタンをクリックします。

    無効にするをクリック

    [無効にする]ボタンをクリックします。

    テクニカルアドバイザー

    ワンポイント
    スタートアップアプリは、ログイン時に自動で読み込みがされるアプリです。下記のリストを参考に利用していない または 利用頻度の低いスタートアップアプリを停止してください。(表示される項目は環境により異なります)

    マークのついた項目は、セキュリティ関連アプリのため、停止は非推奨です。

    スタートアップ アプリ アプリの概要
    Google Drive Google Driveのアプリです。
    iCloud Drive iCloud Driveのアプリです。
    iCloud キーチェーン iCloud関連(パスワードの同期)のアプリです。
    iCloudのInternet Explorerブックマーク iCloud関連(ブックマークの同期)のアプリです。
    iCloud共有アルバム iCloud関連(写真の共有アルバム)のアプリです。
    iCloud写真 iCloud関連(写真)のアプリです。
    iCloud状況ウインドウ iCloud関連のアプリです。
    iTunes Mobile Deviceヘルパー iTunes関連のアプリです。
    iTunesヘルパー iTunes関連のアプリです。
    McAfee Activation Service McAfee関連のアプリです。
    McAfee AP Service McAfee関連のアプリです。
    McAfee CSP Service McAfee関連のアプリです。
    McAfee firewall Core Service McAfee関連のアプリです。
    McAfee Module Core Service McAfee関連のアプリです。
    McAfee PEF Service McAfee関連のアプリです。
    McAfee Service Controller McAfee関連のアプリです。
    McAfee Validation Trust Protection Service McAfee関連のアプリです。
    McAfee WebAdvisor McAfee関連のアプリです。
    Microsoft Edge Edgeのスタートアップブースト、Edgeバーを起動します。
    Microsoft OneDrive OneDriveの同期を管理するアプリです。
    Microsoft Teams Microsoft Teams(コミュニケーションアプリ)を常駐させます。
    Platinum user session agent ウイルスバスター関連のアプリです。
    Spotify Spotify(音楽アプリ)を常駐させます。
    Skype Skype(コミュニケーションアプリ)を常駐させます。
    Trend Micro Client Session Agent Monitor ウイルスバスター関連のアプリです。
    Windows Security notification icon Windowsセキュリティの通知をします。
    ターミナル Windows起動時にターミナルを起動します。
    スマートフォン連携 Androidスマートフォンと連携して通知などを受け取ります。
  • 補足
  • - スタートアップへの負荷のステータスがと表示されているアプリは、読み込みに時間の掛かるアプリです。停止することでログイン時の負荷を減らし、Windowsの起動時間を短縮することができます。
  • 関連Q&A Windowsのデスクトップに付箋を常に表示 させる リンク
  • Microsoft EdgeのスタートアップブーストとEdgeバーを停止する

    テクニカルアドバイザー

    ワンポイント
    ログイン時に読み込みされるEdgeの機能を停止すると、Windowsの起動時間を短縮することができます。また、メインメモリーの消費を抑えることができるので、PCの負荷を軽減することができます。(スタートアップから停止することもできます)

  • - スタートアップブーストとは:Edgeのパフォーマンスを向上させるための機能です。有効にするとバックグラウンドで常駐し、Edgeの起動が早くなります。
  • - Edgeバーとは:デスクトップにニュースフィードを表示します。デフォルトで無効です。
  • 【Edgeのスタートアップブーストを停止する方法】
    • Edgeを起動します。
    • 設定など(設定など)]>[設定]>[システムとパフォーマンス]とクリックします。
    • [スタートアップブースト]のスイッチをオフにします。
    【Edgeバーを停止する方法】
    • Edgeを起動します。
    • 設定など(設定など)]>[設定]>[Edgeバー]とクリックします。
    • [コンピューターの起動時にEdgeバーを自動的に開く]をオフにします。
    Edgeバー
  • 関連Q&A Cortanaを削除または無効にする リンク
  • タスクバーの天気(ウィジェット)を無効にする

    テクニカルアドバイザー

    ワンポイント
    タスクバーに表示される天気(ウィジェット)を利用していない場合は、機能を無効にすることで、PCの負荷を軽減することができます。

    【タスクバーの天気を無効にする(Windows10の場合)】
    • タスクバーの何もない箇所で右クリックします。
    • [ニュースと関心事項]>[無効にする]をクリックします。
    【ウィジェット(天気)を非表示にする(Windows11の場合)】
    • [スタート]>[設定]とクリックします。
    • [個人用設定]>[タスクバー]とクリックします。
    • タスクバー項目の中にある[ウィジェット]のスイッチをオフにします。
    タスクバーの天気
  • 関連Q&A Windowsでタスクバーの天気を消す方法と場所の修正 リンク
  • STEP3 システムの設定を最適化する

    視覚効果の無効化やシステムメモリーの割り当てを変更して、Windowsの起動が遅い・動作が重い症状を改善します。

    (A)視覚効果を無効にする

    ウインドウやスタートメニュー、フォントなどの視覚効果を無効にして、画面の描画処理にかかる負荷を軽減させます。(画面はWindows10ですが、Windows11でも手順は同じです)

    1[スタートスタートボタン]ボタンを右クリックして、メニューの中から[システム]をクリックします。

    右クリックメニュー

    [システム]をクリックします。

    2関連設定*の項目にある[システムの詳細設定]をクリックします。

    システム

    [システムの詳細設定]をクリックします。

    *Windows11の場合は、関連リンクの中に[システムの詳細設定]あります。

    3 パフォーマンスの項目にある、[設定]ボタンをクリックします。

    設定をクリック

    [設定]ボタンをクリックします。

    4 パフォーマンスオプションが開いたら、[パフォーマンスを優先する]をクリックします。

    パフォーマンスオプション

    [パフォーマンスを優先する]をクリックします。

    5[OK]ボタンをクリックします。

    OKをクリック

    [OK]ボタンをクリックします。

  • 補足
  • - 無効化したくない視覚効果がある場合は、カスタムで個別に視覚効果を有効化してください。
  • (B)リソースの割り当てを変更する

    演算処理に割り当てられるCPUのリソースを、実行中のアプリに優先して割り当てるように設定します。(既定では[プログラム]に割り当てられています)

    1[スタートスタートボタン]ボタンを右クリックして、メニューの中から[システム]をクリックします。

    右クリックメニュー

    [システム]をクリックします。

    2関連設定*の項目にある[システムの詳細設定]をクリックします。

    システム

    [システムの詳細設定]をクリックします。

    *Windows11の場合は、関連リンクの中に[システムの詳細設定]あります。

    3 パフォーマンスの項目にある、[設定]ボタンをクリックします。

    システムの詳細設定

    [設定]ボタンをクリックします。

    4 パフォーマンスオプションが開いたら、[詳細設定]タブをクリックします。

    パフォーマンスオプション

    [詳細設定]タブをクリックします。

    5 プロセッサのスケジュールにある[プログラム]を選択します。

    プロセッサのスケジュール

    [プログラム]を選択します。

    6[OK]ボタンをクリックして、ウインドウを閉じます。

    OKをクリック

    [OK]ボタンをクリックします。

  • 補足
  • - メインメモリの容量が十分にある場合は、[バックグラウンド サービス]を選択することでシステム全体のパフォーマンスが向上する可能性があります。
  • 仮想メモリを無効にする

    テクニカルアドバイザー

    ワンポイント
    物理メモリ(メインメモリ)の容量が十分にある場合は、仮想メモリを無効にすることで、パフォーマンスが向上する可能性があります。(但し、一部のアプリで問題が発生する場合もあります)

  • 【仮想メモリとは】
  • 搭載する物理メモリ以上のメモリ空間(容量)を必要とする処理を実行するため、不足を補うために、ストレージ上に作成される仮装的なメモリ領域のこと。システム上、物理メモリと仮想メモリは同等に扱われ、物理メモリ以上の処理を可能にします。但し、ストレージの読み書きの速度は、物理メモリと比較して遅いため、物理メモリとストレージ間でデータの交換(スワップと言います)が発生すると、PCのパフォーマンスは大幅に低下します。
  • 【仮想メモリを無効にするときの注意事項】
  • - 仮想メモリを必要とする一部のアプリで、起動できない場合があります。
  • - 動画編集などメモリを多く消費するアプリで、処理が実行できない場合があります。
  • - システムエラーが発生したときに、ログが記録されない場合があります。
  • 【仮想メモリを無効にする方法(Windows10・11共通)】
    • [スタート]ボタンを右クリックします。
    • [システム]>[システムの詳細設定]とクリックします。
    • パフォーマンスの項目にある[設定]ボタンをクリックします。
    • [詳細設定]タブをクリックします。
    • 仮想メモリの項目にある[変更]ボタンをクリックします。
    • [すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する]のチェックを外します。
    • Cドライブを選択して、[ページングファイルなし]をクリックします。
    • [設定]ボタンをクリックします。
    • 警告メッセージが表示されたら、[はい]ボタンをクリックします。
    • [OK]ボタンをクリックして、画面を閉じます。
    仮想メモリ
  • 補足
  • 仮想メモリを無効にしたことにより、問題が発生した場合は設定を元に戻してください。(元に戻すときは、[すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する]のチェックをオンにします)
  • 関連Q&A Windowsを修復する(システム修復とセットアップ) リンク
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