
Google Chromeでパスワードが保存されない場合の対処方法はこちら

ワンポイント
他のパスワード管理アプリ(Chromeの拡張機能含む)を利用している場合は、Google Chromeのパスワード保存機能が利用できない場合があります。Chromeのパスワード保存機能が利用できない場合は、該当するアプリを停止またはアンインストールして、動作確認してください。
公開日:
2022/07/16 /
最終更新日:
2022/07/19 /
著者:まきばひつじ /
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STEP1 通知が出ずパスワードが保存されない
Chromeでサイトで「パスワードを保存しますか?」とメッセージが表示されず、パスワード保存がされない場合の対処方法です。(保存したパスワードが勝手に削除される場合は、【STEP5】パスワードが勝手に削除される場合 を参照してください)
(A)パスワードの保存を有効にする
パスワードを保存するためには、Chromeの設定ページで機能を有効化する必要があります。下記の手順でパスワード保存機能を有効にしてください。(デフォルトで機能は有効です)
1 Chromeを起動し、画面右上にある[
(Google Chromeの設定)]ボタンをクリックします。

[(Chromeの設定)]ボタンをクリックします。
2 表示されたメニューの中から、[設定]をクリックします。

[設定]をクリックします。
3 設定ページChromeのアドレスバーに chrome://settings と入力して開くこともできます。が開いたら、メニューの中から[自動入力]をクリックします。

[自動入力]をクリックします。
4 自動入力のページに切り替わったら、[パスワード]をクリックします。

[パスワード]をクリックします。
5[パスワードを保存できるようにする]のスイッチをオンにします。

[パスワードを保存...]をオンにします。
(B)アドレスバーを確認する
Chromeのパスワード保存機能をオンにしても、サインイン時に「パスワードを保存しますか?」とメッセージが表示されないときは、アドレスバーの右端に (鍵マーク)が表示されていないか確認してください。
(鍵マーク)が表示されている場合は、クリックすることでパスワード保存のメッセージが表示されるようになります。
1 Chromeでパスワードを入力したあと、アドレスバーに
(鍵マーク)がないか確認し、表示されている場合はクリックします。

[鍵マーク]をクリックします。
2 パスワード保存のメッセージが表示されます。([保存]ボタンをクリックするとパスワードが保存することができます)

パスワード保存のメッセージが表示されます。
(C)常に保存しないリストから削除
Chromeが通知するパスワード保存の確認メッセージで、過去に[使用しない]ボタンをクリックしたことがある場合は、当該サイトでパスワードが保存されなくなります。特定のサイトでパスワード保存ができない場合は、下記の手順で常に保存しないリストから登録を削除してください。
1 Chromeを起動し、画面右上にある[
(Google Chromeの設定)]ボタンをクリックします。

[(Chromeの設定)]ボタンをクリックします。
2 表示されたメニューの中から、[設定]をクリックします。

[設定]をクリックします。
3 設定ページChromeのアドレスバーに chrome://settings と入力して開くこともできます。が開いたら、メニューの中から[自動入力]をクリックします。

[自動入力]をクリックします。
4 自動入力のページに切り替わったら、[パスワード]をクリックします。

[パスワード]をクリックします。
5「常に保存しない」リストの中にページが登録されている場合は、右端の[X(削除)]ボタンをクリックして登録を解除します。

[X(削除)]ボタンをクリックします。
(D)Cookieをクリアする
Chromeでパスワードが保存されないときは、Cookieサインイン情報や閲覧回数など、ユーザの情報が保存されたファイルのこと。を削除することで、症状が改善することがあります。
1 Chromeを起動し、画面右上にある[
(Google Chromeの設定)]ボタンをクリックします。

[(Chromeの設定)]ボタンをクリックします。
2 表示されたメニューの中から、[設定]をクリックします。

[設定]をクリックします。
3 設定ページChromeのアドレスバーに chrome://settings と入力して開くこともできます。が開いたら、メニューの中から[プライバシーとセキュリティ]をクリックします。

[プライバシーとセキュリティ]をクリックします。
4ページが切り替わったら、[Cookieと他のサイトデータ]をクリックします。

[Cookieと他のサイトデータ]をクリックします。
5 期間のプルダウンメニューをクリックして、[全期間]を選択します。

[全期間]を選択します。
6[Cookieと他のサイトデータ]をチェックします。(他項目はチェックを外します)

[Cookieと他のサイトデータ]をチェックします。
7[データを削除]ボタンをクリックします。

[データを削除]ボタンをクリックします。
STEP2 パスワードが勝手に削除される
このステップでは、Chromeを終了すると保存したパスワードが勝手に削除されてしまい、保存されない場合の対処方法を紹介します。SyncDisabled ポリシーで、Google Chromeの同期が停止されていて且つ、パスワードの自動削除が有効になっている場合は、下記の手順でパスワードの自動削除を停止することができます。
【補足】下記の手順は、Chromeを終了するとパスワードが削除される場合の対処方法です。BrowsingDataLifetime で閲覧データの有効期限が設定されている場合は対処方法が異なります。
1[スタート ]ボタンを右クリックします。
2 表示されたメニューの中から、[Windows PowerShell(管理者)]をクリックします。
4 下記のコマンドを入力して、Enter キーを押します。

reg delete HKCU\Software\Policies\Google\Chrome\ClearBrowsingDataOnExitList /v 5 /f

コマンドを入力して[Enter]を押します。