Windows10でWindows Updateに失敗する場合の改善方法

Windows10のWindows Updateで、更新エラーが出て失敗する、進行が止まったままWindowsUpdateが完了しないなどの症状に対する対処方法です。

Windows Update Windows10 Anniversary Update Windows10 Creators Update
最終更新日:2017/5/28

  Windows10でWindows Updateに失敗する場合の改善方法


本来、Windows Updateは自動で更新プログラムがダウンロード/インストールされますが、何らかの理由により更新に失敗、または更新がいつまで経っても完了しないことがあります。更新に失敗したときのエラーコードには次のようなものがあります。エラーコード「0x80073712」、「0x800705B4」、「0x80004005」、「0x8024402F」、「0x80070002」、「0x80070643」、「0x80070003」、「0x8024200B」、「0x80070422」、「0x80070020」。これらのエラーコードによるWindows Updateの失敗には、下記の対処が有効です。


原因:

Windows Updateクライアントサービスが正しく動作していない、またはデータベースの破損やダウンロードされた更新プログラムが滞留している可能性があります。そのような場合は、Microsoft社提供のWindows Updateトラブルシューティングツールを実行し、修復を行います。それでも改善が見られない場合は、更新プログラムの手動適用やWindows Updateクライアントの情報を手動で削除します。



  Windows Updateが正しく動作しない場合の対処方法は以下の通りです。


Microsoft社提供のWindows Updateトラブルシューティングツールをダウンロードして修復を試みます。

① 下記のリンクをクリックし、トラブルシューティングツールをダウンロードします。

https://aka.ms/wudiag(Microsoft社サイト)

ヒント:https://aka.ms/ 〜はMicrosoft社の提供する短縮URLです。

② 画面下にダウンロードの確認メッセージが表示されたら[開く]をクリックします。(利用しているWebブラウザーによって表示は異なります。下図はMicrosoft Edgeです)

スタート右クリックメニュー デイバイスマネージャーをクリック

③ 「コンピューターの問題の防止とトラブルシューティング」の画面が表示されたら、画面右下の[次へ]ボタンをクリックします。

コンピューターの問題の防止とトラブルシューティング画面 次へをクリック

④ [管理者としてトラブルシューティングを実行する]と書かれた項目をクリックします。

コンピューターの問題の防止とトラブルシューティング画面 管理者として実行をクリック

⑤ 画面右下の[次へ]をクリックします。(完了までに数分掛かることがあります)

コンピューターの問題の防止とトラブルシューティング画面 次へをクリック

⑥ 完了のメッセージが表示されたら[トラブルシューティングツールを終了する]と書かれた項目をクリックします。

ヒント:途中、確認メッセージが表示された場合は上の選択肢(○○を実行します等)または[次へ]をクリックしてください。
コンピューターの問題の防止とトラブルシューティング画面 完了をクリック

⑦ 以上で操作完了です。「更新プログラムのチェック」を行い、Windows Updateが正しく動作するか確認してください。改善が見られない場合は、次のStep2へ進んでください。

Microsoft社の更新履歴のページから更新プログラムをダウンロードします。(最新の更新プログラムを手動で適用することで、次回更新時から正常にWindows Updateが動作する可能性があります)

① 下記のリンクをクリックし、Microsoft社の更新履歴のページを開きます。

更新履歴:https://support.microsoft.com/ja-jp/help/12387/windows-10-update-history?ocid=update_setting_client

② 利用しているWindows10バージョンの最新の[更新プログラム名(KB○○○○○○○)]をクリックします。(通常、それぞれのバージョンのすぐ下に書かれているKB番号が最新の更新プログラムです)



例:利用しているWindows10バージョンが1703の場合は「Window10バージョン1703」、バージョン1607であれば「Windows10バージョン1607およびWindows Server2016」と書かれた項目のすぐ下にあるKB番号をクリックします。

MS社更新履歴のページ 更新プログラム名をクリック

③ 開いたページの文中にある[Microsoft Update カタログ]と書かれたリンクをクリックします。(リンクは、ページ中程〜下にあります)

更新プログラムのページ WindowsUpdateカタログをクリック

④ 「Microsoft Update カタログ」のページが開いたら、利用している環境に適した更新プログラム名を探しだし、その横にある[ダウンロード]ボタンをクリックします。

(参考)更新プログラムを見分ける方法

① 利用しているWindows10のシステム情報を確認します。



② 表示されている更新プログラムの中から「製品」が「Windows10」と書かれているものを探します。

    例:Windows10 HomeまたはProの場合は下記の更新プログラムすべてが当てはまります。

更新プログラム解説(OS)

③ 先に確認したWindwosのシステム情報を参考に、「タイトル」に書かれている更新プログラム名の「ビット数」が一致するものを探します。

   64ビットと書かれていた場合:「AMD64」または「64ビットベースシステム用」と書かれているものを探します。

   32ビットと書かれていた場合:「x86ビットベースシステム用」と書かれているものを探します。

    例:Windows10 64ビットの場合は下記の2つが当てはまります。

更新プログラム解説(ビット)

④ 「累積」と「差分」がある場合は、「累積」の方を選択します。(「累積」プログラムを適用することで、過去に未適用の更新プログラムもインストールされます)

    最後に残った1つがダウンロードする更新プログラムです。

更新プログラム解説(累積)


MS社更新履歴のページ 更新プログラム名をクリック

⑤ 更新プログラムのURL(リンク)をクリックし、画面下に表示される[開く]ボタンをクリックします。

更新プログラムダウンロードページ 開くをクリック

⑥ 更新プログラムのインストールの画面が表示されたら、[はい]ボタンをクリックします。

WindowsUpdateスタンドアロンインストーラー画面 はいをクリック

⑦ 「インストール完了」のメッセージが表示されたら、[今すぐ再起動]ボタンをクリックします。

MS社更新履歴のページ 更新プログラム名をクリック

⑧ 以上で操作完了です。インストールが完了しない場合は、次のStep3へ進みます。

注意:この操作を行うと「更新履歴の表示」がクリアされます。(更新履歴が削除されてもその後のWindowsUpdateの動作に影響はありません。また更新プログラムのインストール状況は「プログラムと機能(インストールされた更新プログラム)」から確認できます)

① デスクトップ画面左下の スタートボタンを右クリックします。

② 表示されたメニューの中から[Windows PowerShell(管理者)]または[コマンドプロンプト(管理者)]をクリックします。

スタート右クリックメニュー Powershellをクリック

③ 「ユーザーアカウント制御」の画面が表示された場合は、[はい]をクリックします。

ユーザーアカウント制御画面 はいをクリック

④ 「Windows PowerShell(管理者)」を起動した場合はcmdと入力してEnter キーを押します。(コマンドプロンプトの場合はこの操作は必要ありません)

Powershell画面 コマンド入力後にEnter

⑤ 次にnet stop usosvcと入力してEnter キーを押します。(「サービスは開始されていません」と表示されても次の手順へ進んでください)

Powershell画面 コマンド入力後にEnter

⑥ 続けてnet stop dosvcと入力してEnter キーを押します。(「サービスは開始されていません」と表示されても次の手順へ進んでください)

Powershell画面 コマンド入力後にEnter

⑦ 続けてnet stop wuauservと入力してEnter キーを押します。(「サービスは開始されていません」と表示されても次の手順へ進んでください)

Powershell画面 コマンド入力後にEnter

⑧ 続けてnet stop bitsと入力してEnter キーを押します。(「サービスは開始されていません」と表示されても次の手順へ進んでください)

Powershell画面 コマンド入力後にEnter

⑨ 続けて下記のコマンドを入力してEnter キーを押します。(改行せずに続けて入力してください)

ren %systemroot%\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old


Powershell画面 コマンド入力後にEnter

⑩ 続けて下記のコマンドを入力してEnter キーを押します。(改行せずに続けて入力してください。「(ファイルが)見つかりませんでした」と表示されても次の手順へ進んでください)

del %ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\qmgr0.dat


Powershell画面 コマンド入力後にEnter

⑪ 続けて下記のコマンドを入力してEnter キーを押します。(改行せずに続けて入力してください。「(ファイルが)見つかりませんでした」と表示されても次の手順へ進んでください)

del %ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\qmgr1.dat


Powershell画面 コマンド入力後にEnter

⑫ 次にnet start bitsと入力してEnter キーを押します。

Powershell画面 コマンド入力後にEnter

⑬ 次にnet start wuauservと入力してEnter キーを押します。

Powershell画面 コマンド入力後にEnter

⑭ 次にnet start dosvcと入力してEnter キーを押します。(「既に開始されています」と表示されても次へ進んでください)

Powershell画面 コマンド入力後にEnter

⑮ 次にnet start usosvcと入力してEnter キーを押します。(「既に開始されています」と表示されても次へ進んでください)

Powershell画面 コマンド入力後にEnter

⑯ 以上で操作完了です。「更新プログラムのチェック」を行い、Windows Updateが正しく動作するか確認してください。

補足:

上記操作でも改善が見られない場合は、Windows Updateクライアントが破損している可能性があります。Dismコマンドおよびシステムファイルチェッカーで修復を行ってください。

【Dismコマンド/システムファイルチェッカー操作手順】

① 「Windows PowerShell(管理者)」または「コマンドプロンプト(管理者)」を起動します。

② DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealthと入力してEnter キーを押します。(完了までに数分から数十分掛かることがあります)

③ Dismコマンドの処理が完了したら、次にsfc /scannowと入力してEnter キーを押します。(完了までに数分から数十分掛かることがあります)

④ SFC(システムファイルチェッカー)の処理が完了したら、「更新プログラムのチェック」を行い、Windows Updateが正しく動作するか確認してください。


Dismコマンドおよびシステムファイルチェッカーについての詳細はこちらのFAQを参照してください。 動作が不安定なWindowsを修復するための回復ツール利用方法(Dism.exeとSFC.exe)


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