
ユーザープロファイルを読み込めません エラーの修復方法はこちら

ワンポイント
(A)ユーザープロファイル情報の修正 では、レジストリを直接編集する中上級者向けの操作です。誤ったキーを変更したり削除するとWindowsが起動できなくなる可能性があります。操作が困難な場合は、(B)システムの復元でユーザープロファイルを修正する
の手順でシステムを復元してください。
公開日:
2021/05/17 ・
最終更新日:
2022/02/25 ・
著者:まきばひつじ ・
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STEP1 ユーザープロファイルを読み込めませんエラーの修復
「User Profile Serviceサービスによるサインインの処理に失敗しました。ユーザープロファイルを読み込めません」または「アカウントにサインインできません」とエラーメッセージが表示されるアカウントを回復します。問題の発生したユーザープロファイルの修正には、レジストリエディタを使います。
(A)ユーザープロファイル情報を修正する
レジストリエディタを使ってユーザープロファイルを直接修復します。修正を行う前に profilebak.reg というファイル名でバックアップを取ります。
1[スタート]ボタンを右クリックします。

[スタート]ボタンを右クリックします。
2[Windows PowerShell(管理者)]を選択します。

[Windows PowerShell(管理者)]を選択します。
3「ユーザーアカウント制御」画面が表示されたら、[はい]ボタンをクリックします。

[はい]ボタンをクリックします。
4「PowerShell」が起動したら、cmd と入力して Enter キーを押します。

cmd

コマンドを入力して[Enter]キーを押します。
5 続けて、下記のコマンドを入力して Enter キーを押します。

regedit /e c:\profilebak.reg "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList"

コマンドを入力して[Enter]キーを押します。
6 右上にある[閉じる]ボタンで画面を閉じます。

[閉じる]ボタンをクリックします。
7[スタート]ボタンを右クリックします。

[スタート]ボタンを右クリックします。
8 メニューの中から、[ファイル名を指定して実行]を選択します。

[ファイル名を指定して実行]を選択します。
9 名前の欄に regedit と入力します。

regedit

コマンドを入力します。
10 画面下にある[OK]ボタンをクリックします。

[OK]ボタンをクリックします。
11「ユーザーアカウント制御」画面が表示されたら、[はい]ボタンをクリックします。

[はい]ボタンをクリックします。
12[HKEY_LOCAL_MACHINE]>[SOFTWARE]>[Microsoft]>[Windows NT]>[CurrentVersion]>[ProfileList]を開きます。

[ProfileList]キーを開きます。
13 S-1-5 で始まるサブキーの中から、ProfileImagePath の値が C:\Users\(修復したいユーザー名) を探します。

修復対象のサブキーを探します。
14 修復したいユーザーのサブキーを特定したら、その中にある State をダブルクリックします。

[State]をダブルクリックします。
15 State の値のデータを 0 に書き換えます。(表記は16、32進数どちらでも構いません)

値のデータを 0 にします。
16 値のデータ を書き換えたら、画面下にある[OK]ボタンをクリックします。

[OK]ボタンをクリックします。
17 続けて、レジストリエディタ右枠の余白部分で右クリックします。

余白で右クリックします
18 表示されたメニューの中から、[新規]>[DWORD(32ビット)値]を選択します。
![[新規]>[DWORD(32ビット)値]を選択](/img/windows/trouble/fix-user-profile-16.png)
[新規]>[DWORD(32ビット)値]を選択します。
19 新規に作成された値を RefCount に書き換えます。

値を RefCount に書き換えます。
(B)システムの復元を使って修復する
ユーザープロファイルのレジストリを修正しても改善がない場合は、システムの復元を使って問題が発生する前の状態に戻します。
1[スタート]ボタンを右クリックします。

[スタート]ボタンを右クリックします。
2 メニューの中から[ファイル名を指定して実行]を選択します。

[ファイル名を指定して実行]を選択します。
3「ファイル名を指定して実行」画面が表示されたら、rstrui とコマンドを入力します。

rstrui

コマンドを入力します。
4 名前の欄にコマンドを入力したら、画面下にある[OK]ボタンをクリックします。

[OK]ボタンをクリックします。
5「システムの復元」が起動したら、[別の復元ポイントを選択する]を選択します。

[別の復元ポイントを選択する]をクリックします。
6 別の復元ポイントを選択する にチェックをつけたら、画面右下にある[次へ]ボタンをクリックします。

[次へ]ボタンをクリックします。
7 ユーザープロファイルのエラーが発生する前の復元ポイント(日付)を選択します。

復元ポイントを選択します。
8 復元ポイントを選択したら、画面の右下にある[次へ]ボタンをクリックします。

[次へ]ボタンをクリックします。
9 復元ポイントの確認画面が表示されたら、画面右下にある[完了]ボタンをクリックします。

[完了]ボタンをクリックします。
10 確認メッセージが表示されたら、[はい]ボタンをクリックします。(Windowsが再起動します)

[はい]ボタンをクリックします。