Question

マウス スクロールで拡大する方法

マウスのスクロール(ホイールの回転)で画面を拡大/縮小する方法を教えてください。

概要

マウス スクロールで拡大する方法の紹介です。Windows10、11では、キーボードとマウス(ホイールの回転)の操作を組み合わせることにより、画面を拡大・縮小することができます。

また、本記事では、マウス スクロールしたときに拡大が勝手に機能してしまう場合の対処方法を併せて説明します。

マウススクロールで拡大縮小

対象OS

Windows10、Windows11

マウスのスクロールで画面を大きく(または小さく)する

PC画面をマウス スクロールで拡大するには、EdgeやWord、Excelなど、アプリに搭載されたズーム機能を利用する方法と、Windowsのユーザー補助機能である「拡大鏡」を使う方法があります。いずれの方法も、キーボード押下+マウスホイールの回転のみで、画面表示を大きくすることができるので、小さな文字や画像を大きく表示させたい時に便利です。

また、マウススクロールで拡大縮小が勝手に機能してしまう場合、Windowsのユーザー補助機能の一つである「固定キー」が有効になっていることが考えられます。意図せず画面が拡大/縮小してしまう場合は、本記事の手順に沿って、固定キーを解除してください。

マウススクロールで拡大縮小 ショートカットキー

マウススクロールで拡大するには、マウスホイール回転+キー操作が必要です。キーの組み合わせにより、アプリの拡大機能や拡大鏡アプリを有効にできます。マウスを利用していない場合は、キーボード操作のみで拡大もできます。

マウススクロールで拡大縮小 Excelの画面を拡大

アプリに拡大/縮小機能が搭載されている場合、ページまたはデータの表示領域のみを拡大表示することができます。画面のズーム機能は、ChromeやEdgeなどのWebブラウザや、Word、ExcelなどのOfficeアプリなどに搭載されています。

マウススクロールで勝手に拡大縮小 固定キー

固定キー機能は、Windowsに搭載されているユーザー補助機能です。ユーザーのキーボード操作を支援してくれる機能ですが、Shiftキーを5回連続で押すと有効になるため、マウススクロールで拡大が勝手にされる原因にもなります。


公開日 公開日: 2023/02/02 ・ 最終更新日 最終更新日: 2023/07/10 ・ author twitterこの記事をシェアする

操作方法

Windows 10・11で、マウスのスクロール操作により画面を拡大する方法の紹介します。本記事では、アプリの機能を使って画面をズームさせる方法とWindowsの拡大鏡を使った方法について説明します。また、マウススクロールのみで勝手に画面が拡大してしまう場合の対処方法を併せて説明します。

step1 マウススクロールで拡大させる

マウススクロールで画面を拡大(または縮小)するには、アプリに搭載されたズーム機能を使う方法と、Windowsのユーザー補助機能である「拡大鏡」を使った方法があります。アプリの機能を利用した場合は、データの表示領域のみ(Webブラウザーの場合はホームページの部分)が拡大されます。

拡大鏡を利用した場合は、デスクトップも含めた画面全体が拡大表示されるので、拡大/縮小機能に対応していないアプリで、表示を大きくしたいときなどに有効です。

(方法その1)アプリの機能を使って画面を拡大/縮小する

キーボードの[Ctrl]キーを押しながら、マウスのスクロール(ホイールを回転)させると、画面を拡大することができます。画面の拡大・縮小は、ホイールの回転方向により決まります。この操作は、ChromeやEdgeなどのWebブラウザーやWord、Excelなどのアプリに内蔵するズーム機能を利用しています。そのため、アプリによっては動作しない場合があります。

1 スタートボタン キーボードのCtrlキーを押しながら、マウスホイールをスクロールします。

マウススクロールで拡大縮小1

[Ctrl]を押しながらスクロールする。

2 マウス スクロールで拡大(または縮小)されました。

マウススクロールで拡大縮小2

画面が拡大されました。

(方法その2)拡大鏡を使って画面を拡大/縮小する

キーボードの[Ctrl]+[Alt]キーを押しながら、マウスのスクロール(ホイールを回転)させると、デスクトップを含めた画面全体を拡大することができます。画面の拡大・縮小は、ホイールの回転方向により決まります。また、拡大鏡には、画面の読み上げ機能が搭載されており、パネルの ボタンをクリックすると、カーソルで指定したテキストを読み上げることができます。

1 スタートボタン キーボードのCtrlAltキーを押しながら、マウスホイールを スクロール します。

マウススクロールで拡大縮小 拡大鏡を利用した方法1

[Ctrl]+[Alt]+ マウススクロール

2 画面全体がマウススクロールで拡大(または縮小)*されました。

マウススクロールで拡大縮小 拡大鏡を利用した方法2

画面が拡大されました。

*マウスホイールを前方向に回転すると拡大、後ろ方向に回転すると縮小します。

step1 マウススクロールで拡大縮小が勝手にされる

マウススクロールで画面をズームするには、通常、[Ctrl]または[Ctrl]+[Alt]キーを同時に押す必要がありますが、PCを操作しているとマウス スクロールのみで拡大が勝手にされることがあります。

これは、固定キー機能により特定のキーが押下された状態になるために発生する現象です。マウススクロールのみで、画面が拡大/縮小してしまう場合は、下記の方法で固定キーを無効化してください。尚、固定キーは[Shift]キーを5回連続で押すことによって、有効/無効を切り替えることもできます。

1スタートボタン(スタート)ボタンをクリックします。

2 設定(設定)をクリックします。

3 Windowsの設定が開いたら、[簡単操作]をクリックします。

マウススクロールで拡大縮小が勝手にされる Windows10の場合1

[簡単操作]をクリックします。

4 メニューの中から、[キーボード]をクリックします。

マウススクロールで拡大縮小が勝手にされる Windows10の場合2

[キーボード]をクリックします。

5[キーボードショートカットで一度に1つずつキーを押す]をオフにします。

マウススクロールで拡大縮小が勝手にされる Windows10の場合3

固定キーをオフにします。

1スタートボタン(スタート)ボタンをクリックします。

2 設定(設定)をクリックします。

3 Windowsの設定が開いたら、[アクセシビリティ]をクリックします。

マウススクロールで拡大縮小が勝手にされる Windows11の場合1

[簡単操作]をクリックします。

4 アクセシビリティの項目の中から、[キーボード]をクリックします。

マウススクロールで拡大縮小が勝手にされる Windows11の場合2

[キーボード]をクリックします。

5 固定キー機能の項目にある固定キーのスイッチをオフにします。

マウススクロールで拡大縮小が勝手にされる Windows11の場合3

固定キーをオフにします。