
【 iPhone 】写真をPDFに変換 する方法
iPhoneで、写真をPDFに変換するには、プリンターの出力機能を使います。写真をPDF化するときに、別途アプリをインストールする必要はありません。
対象OS iOSバージョン16・17対応
写真をPDF化するメリットは?
PDFは、Adobe社によって開発されたファイルフォーマットで、ドキュメントなどの保存フォーマットとして広く利用されています。そのため、iPhoneで写真をPDFに変換することには多くのメリットがあります。
- - プラットフォームに依存しない:Windows、Mac、Linuxなど、異なるOSで互換性があり、どのデバイスでも同じように表示できます。
- - 複数の画像を統合できる:複数の写真やイメージを1つのPDFファイルとして、まとめることができます。
- - パスワードや電子署名を追加できる*:PDFファイルにパスワードを追加して保護することができます。また、電子署名を追加して、ファイルの機密性と安全性を保証することもできます。
*別途、対応するアプリまたはサービスの加入が必要になる場合があります。
iPhoneの画面をスクリーンショットしてPDFに変換することもできます。(スクリーンショット方法はこちら)
「写真」アプリを使ってPDFに変換が可能
iPhoneで写真をPDFに変換するには、いくつかの方法があります。もっとも簡単な方法は、iPhoneの標準アプリである「写真」を利用する方法です。具体的には、共有メニューから「プリンター」を選択し、「ファイルに保存」を選ぶという手順です。
このとき、実際にプリンターが接続されている必要はなく、操作も、数回タップするだけと、非常に簡単です。PDFに変換された画像ファイルは、メール添付や、iPhone内やクラウドへの保存が可能です。
画像データがPDFファイルに変換される仕組み
この方法は、iPhoneが画像データをプリンターへ出力する際に、送信されるデータがPDFに変換される仕組みを利用しています。したがって、iPhoneから印刷できるデータなら、どんなファイルや画像でも、容易にPDF化することが可能です。
また、複数の写真を1枚のPDFとしてまとめたり、出力される用紙サイズを指定することもできます。
1. 写真をPDFに変換する
iPhoneで写真をPDFに変換するには、「写真」や「ブック」などのアプリを利用します。本記事では、「写真」アプリを使って、PDFに変換する手順を説明します。この方法では、iPhone内蔵カメラで撮影したレシートや領収書などを、素早くPDFに変換することができるメリットがあります。
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[写真]アプリのアイコンをタップして起動します。
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PDF化したい写真をタップして選択します。
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画面左下にある
(共有)アイコンをタップします。
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開いたメニューを画面の上方向にスワイプします。
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メニューの中から、[プリント]をタップします。
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画面右上にある
(共有)アイコンをタップします。
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メニューの["ファイル"に保存]をタップします。
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保存先を選択して、右上の[保存]をタップします。
ヒント:
複数の写真をまとめてPDFに変換することもできます。
ヒント:
共有メニューで、[ブック]を選択してもPDFに変換されます。(変換されたPDFファイルは、ブックで管理できます)
ヒント:
「プリンターを検索中」または「プリンターが選択されていません」と表示されても、そのまま操作を続けてください。
ヒント:
このとき、写真のPDF化は完了しています。そのため、メールやメッセージなどのアクションを選ぶと、画像をPDFファイルで送信できます。ファイルの保存先として、iPhone内 または iCloud Driveを指定できます。[保存]がグレーアウトして、タップできない場合は、保存先を変更してください。これは、GarageBandやKeynote、Numbersなどのアプリ専用フォルダーを指定した場合に発生します。これらフォルダーは、該当アプリで作成したデータのみ保存できます。
Safariで開いたページをPDFで保存することもできます(詳しくはこちら)
関連サイト(外部)
iPhone、iPad、iPod touchで写真を撮って編集する(アップル)