Windows 10,11

Windows作業効率化テクニック:PowerToysで重要なウィンドウを最前面に固定する方法

Windowsでウインドウを常に手前に表示する方法の紹介です。Microsoft社が提供するカスタマイズツール PowerToys リンク を使うと、指定したウインドウを常に手前に表示することができます。

ウインドウを常に手前に表示

対象OS Windows 10、Windows 11

PowerToysで「常に手前に表示」を有効にする

PowerToysで機能を有効にしたあと、割り当てられたショートカットキーを押すことで、アクティブなウインドウが常に手前に表示されるようになります。

Microsoft Edgeの機能「Picture In Picture(ピクチャーインピクチャー)」を利用すると、Edgeで再生する動画を、常に手前に表示することができます。PIPの使い方は、PCでYoutubeをピクチャーインピクチャーで再生する リンク を参照してください。

1.PowerToysで「常に手前に表示」を有効にする

PowerToysで機能を有効にしたあと、割り当てられたショートカットキーを押すことで、アクティブなウインドウが常に手前に表示されるようになります。PowerToysのインストール方法については、PowerToys ダウンロード と インストール手順 を参照してください。

  1. PowerToysを起動して、メニューの中から[常に手前に表示]を選択します。
    常に手前に表示を選択
    [常に手前に表示]を選択します。
  2. 「[常に手前に表示]を有効にする」の項目にあるトグルスイッチをオンにします。
    常に手前に表示を有効にするをオン
    [常に手前に表示]を有効にするをオンにします。
  3. ヒントヒント: デフォルトのショートカットキー( WinキーWinCtrlTキー)のまま利用する場合は、手順3 以降の操作は不要です。

  4. 「アクティブ化のショートカット」の項目にある 編集(編集)をクリックします。
    編集をクリック
    編集をクリックします。
  5. キーボードを使って、割り当てたいショートカットキーを押します。
    ショートカットキーを押します
    割り当てたいショートカットキーを押します。
  6. 割り当てるショートカットキーが決まったら[保存]ボタンをクリックします。
    保存をクリック
    [保存]ボタンをクリックします。

ヒントヒント: 割り当て可能なショートカットキーは、 WinキーWinCtrlAltShiftのいずれかで始まるキーの組み合わせのみです。

2.指定したウインドウを常に手前に表示させる

PowerToysで、[常に手前に表示]機能を有効にしたら、実際にウインドウを常に手前に表示(ウインドウをピン留め)してみましょう。

  1. ピン留めしたいウインドウ(アプリ)を開きます。
    アプリを開く
    ピン留めしたいアプリ(ウインドウ)を開き、アクティブな状態にします。
  2. 割り当てられたショートカットキーを押します。デフォルトは、WindowsボタンWinCtrlT です。
    ショートカットキーを押す
    ショートカットキーを押します。
  3. 指定したウインドウがピン留めされました。
    ピン留めされました
    ウインドウがピン留めされました。

ヒントヒント: 常に手前に表示されるウインドウは、色付きの太枠で囲まれます。(デフォルト設定の場合)

関連サイト(外部)

PowerToys のインストール (マイクロソフト) 外部リンク


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