Windowsの標準アプリをアンインストール・再インストールする

「Xbox Game bar」や「切り取り&スケッチ」など、通常の方法ではアンインストール および 再インストールできないアプリは、PowerShellでコマンドを実行することで、アンインストールすることができます。

対象OS Windows 10、Windows 11

1.主なアプリは「アプリと機能」でアンインストール可能

「Xbox Game bar」などの一部のアプリは通常の方法で削除不可

ボタンがクレーアウトして削除することができないアプリの中には、「Xbox Game Bar」や「マップ」、「フォト」などがありますが、これらのアプリを利用しないユーザーにとっては、アンインストールしたいと考えるでしょう。 また、アプリに発生した問題を解決するため、再インストールしたいケースも考えられます。 Windowsに標準でインストールされていながら、通常の方法でアンインストールできないアプリは、PowerShellでwingetコマンドを実行することで、削除することが可能です。

wingetコマンドを使うとすべてのアプリがアンインストール可能

wingetコマンドは、アプリのインストールやアンインストールのほか、アプリケーション情報の表示やパッケージのアップグレードなどを実行できるコマンドです。 wingetコマンドを使うことで、［アンインストール］ボタンがクレーアウトして押せないアプリも、強制的にアンインストールできます。

Windows標準のアプリをアンインストールする

アプリによって、アンインストール方法は異なります。Windows標準アプリを削除したい場合は、下表の中から、該当するアプリを見つけ出し、その削除方法を確認してください。アプリによっては複数の方法で削除することができます。

2.アプリと機能からアンインストールする（方法A）

3.PowerShellでコマンドを実行してアンインストールする（方法B）

wingetコマンドによるアンインストールは、サインイン中のユーザーアカウントに対して実行されます。また、wingetコマンドの初回実行時のみ、「同意確認」のメッセージが表示されます。メッセージが表示された場合は、キーボードの［Y］>［Enter］を順にキーを押して同意してください。

Windows10・11共通

1. （スタート）ボタンを右クリックします。
   
2. ［Windows PowerShell］（Windows11の場合は［ターミナル］）をクリックします。
3. アプリを削除するためのコマンド^*を入力してEnterキーを押します。
   
   コマンドを入力して［Enter］キーを押します。

   （例）Xbox Game Barを削除したいとき

   winget uninstall "Xbox Game Bar"

   ^*下表で、削除したいアプリのアンインストールコマンドを確認してください。

4. 「正常にアンインストールされました」と表示されたら削除完了です。
   
   アンインストールが完了しました。

4.オプション機能を利用する（方法C）

5.削除したWindows標準アプリを再インストールする

Windows10・11共通

1. アプリのページ^*を開き、［Microsoft Store アプリの取得］ボタンをクリックします。
   
   ［Microsoft Store アプリの取得］をクリックします。
   ^*アプリページは、下記のリンク一覧から開くことができます。
2. ウインドウが開いたら、［インストール］をクリックします。（インストールが開始されます）
   
   ［インストール］をクリックします。

参考：winget ツールを使用したアプリケーションのインストールと管理（マイクロソフト）

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