【iPhone】写真をPDF化する方法
iPhoneで写真をPDF化するには、プリンタの出力機能を使います。写真をPDF化するときに、別途アプリをインストールする必要はありません。
写真をPDF化するメリットは?
PDFは、Adobe社によって開発されたファイルフォーマットで、ドキュメントなどの保存フォーマットとして広く利用されています。そのため、iPhoneで写真をPDF化することには多くのメリットがあります。
- - プラットフォームに依存しない:Windows、Mac、Linuxなど、異なるOSで互換性があり、どのデバイスからでも同じように表示できます。
- - 複数の画像を統合できる:複数の写真やイメージを1つのPDFファイルとして、まとめることができます。
- - パスワードや電子署名を追加できる*:PDFファイルにパスワードを追加して保護することができます。また、電子署名を追加して、ファイルの機密性と安全性を保証することもできます。
*別途、対応するアプリまたはサービスの加入が必要になる場合があります。
「写真」アプリを使ってPDFに変換が可能
iPhoneで写真をPDF化するには、いくつかの方法があります。もっとも簡単な方法は、iPhoneに標準でインストールされている「写真」アプリを使って、PDF化する方法です。この方法は、アプリの共有メニューから プリンタを選択 > ファイルに保存 と数回タップするだけと、操作も簡単です。尚、このとき、実際にプリンタが接続されている必要はありません。PDFに変換された画像ファイルは、メールに添付して送信したり、iPhoneやクラウドに保存することができます。
画像データがPDFファイルに変換される仕組み
この方法は、iPhoneで画像データをプリンターへ出力するときに、送信されるデータがPDFに変換される仕組みを利用しています。そのため、iPhoneから印刷できるデータであればどんなファイル・画像でも、簡単にPDF化することが可能です。また、PDFに変換するときに、複数の写真を1枚のPDFとしてまとめたり、出力される用紙サイズを指定することもできます。
公開日:
2023/01/12 /
最終更新日:
2023/05/28 /
著者:まきばひつじ /
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操作方法
iPhoneで写真をPDF化するには、「写真」や「ブック」などのアプリを利用します。ここでは、「写真」アプリを使って、PDFに変換する手順を説明します。この方法では、iPhone内蔵カメラで撮影したレシートや領収書などを、素早くPDFに変換することができるメリットがあります。
1[写真]アプリのアイコンをタップして起動します。

2 PDF化したい写真をタップして選択*します。

*複数の写真をまとめてPDF化することもできます。
3 画面左下にある (共有)アイコンをタップします。

4 共有のメニューが開いたら、画面を上方向にスワイプします。

5 表示されたメニューの中から、[プリント]をタップします。

6 画面右上にある(共有)アイコンをタップします。*

*「プリンタを検索中」または「プリンタが選択されていません」と表示されても、そのまま操作を続けてください。
7 メニューの中から、["ファイル"に保存]*をタップします。

*この時点でPDF化は完了しています。そのため、メールやメッセージなどのアクションを選ぶと、画像をPDFファイルで送信できます。
8 保存先*を選択して、画面右上の[保存]をタップします。

*ファイルの保存先として、iPhone内 または iCloud Driveを指定できます。
ヒント:[保存]がグレーアウトして、タップできない場合は、保存先を変更してください。
これは、GarageBandやKeynote、Numbersなどのアプリ専用フォルダーを指定した場合に発生します。これらフォルダーは、該当アプリで作成したデータのみ保存できます。