Safariの履歴を削除する方法
概要
Safariの履歴を削除するには、履歴のクリアを実行します。これにより、検索履歴やページの閲覧履歴、キャッシュなどのWebサイトデータを消去することができます。また、削除するときに、指定した期間内の閲覧または検索履歴を削除することもできます。
対象バージョン
iOS16、17対応
Safariの閲覧履歴と検索履歴の役割
Safariで開いたページは、閲覧した日時とURLが閲覧の履歴として記録されます。閲覧履歴は、いつでも確認できるので、ページを再訪問したいときに便利です。また、頻繁に訪れるページは、閲覧の履歴を元に、Safariのスタートページに「よく閲覧するサイト」として表示されます。他にも、SiriやSafariで検索したときにも、閲覧の履歴が活用されます。
また、Safariのアドレスバー(スマート検索フィールド)にキーワードを入力すると、デフォルトでGoogle検索が行われます。このとき入力したキーワードは、検索履歴として記録され、同じキーワードで再検索したい時や、関連する検索候補を表示するために利用されます。
Safariの履歴を削除すると?
検索履歴や閲覧履歴は、キーワードの再検索やページの再訪問に便利ですが、「プライバシーの保護」の点では注意が必要です。もし、あなたのiPhoneを他の人が利用できるのであれば、検索履歴を見られる可能性があります。履歴を見られることは、あなたの行動履歴を知られることに繋がります。
Safariで検索履歴のクリアは、あなたのプライバシーを守流ためにも需要です。
Safariで履歴をクリアすると、キャッシュやCookie、入力したテキスト情報などのWebサイトデータも同時に消去されます。Cookieには、買い物カートの中身やサインイン情報も含まれます。尚、ページ単位であれば、Safariの閲覧履歴だけ削除することもできます。
尚、閲覧履歴やWebサイトデータは、消去したiPhoneだけでなく、同じアカウントでサインインするすべてのデバイス(iPhone、iPad、Mac)からクリアされることに留意してください。
公開日: 2022/05/20 ・ 最終更新日: 2023/09/23 ・ 著者:まきばひつじ ・ この記事をシェアする
Safariの検索履歴を削除する
Safariの履歴を削除するには、削除する期間(範囲)を指定して削除する方法と、ページ単位で削除する方法があります。ここでは、それぞれの手順について紹介します。
すべて または 指定した範囲の履歴を削除
Safariに保存された閲覧の履歴のほか、すべてのWebサイトデータを削除します。Webサイトデータには、キャッシュ、閲覧の履歴、Cookieなどが含まれます。削除すると、同じApple IDでサインインしているすべてのデバイス(iPhone、iPad、Macなど)からも、同時に削除されます。
1 Safariのアイコンをタップして起動します。
2 画面下の(ブックマーク)をタップします。
3 開いたメニューにある (履歴)をタップします。
4 画面の右下にある[消去]をタップします。
5 削除したいSafariの履歴の範囲をタップします。
6 画面下部にある[履歴の削除]をタップします。
1 Safariのアイコンをタップして起動します。
2 画面下の(ブックマーク)をタップします。
3 開いたメニューにある (履歴)をタップします。
4 画面の右下にある[消去]をタップします。
5 Safariの履歴削除の範囲を選び、タップします。
ヒント:Safariの履歴をクリアするときに、削除範囲(期間)を指定することができます。このとき選択した範囲外の履歴は消去されずにそのまま残ります。
- - すべて
- - 今日と昨日
- - 今日
- - 直近1時間
特定の閲覧履歴のみ削除する
Webサイトデータ(Cookie、キャッシュなど)を残したまま、Safariの履歴だけ削除する方法です。キャッシュやCookie、検索履歴を消したくない場合は、履歴情報だけを個別に消去することができます。
1 画面下の(ブックマーク)をタップします。
2 開いたメニューにある (履歴)をタップします。
3 削除したい履歴を左方向へスワイプして消去します。
Webサイトデータを同期を停止する
Safariの履歴やCookieなどデータは、iCloudで同期されます。そのため、1台で履歴をクリアすると、同じアカウントでサインインするすべてのデバイスからも自動で消去されます。
もし、複数のデバイスから履歴やCookieを削除したくないときは、同期を解除することができます。
【Safariの同期を解除する方法】
- ホーム画面で設定アイコンをタップします。
- 設定画面が開いたら、一番上に表示されている[iCloudのアカウント名]をタップします。
- [iCloud]>[すべてを表示]と順にタップします。
- [Safari]のスイッチを オフ にします。
- 以前同期したWebサイトデータの処理方法を選択します。
(ヒント)同期を停止するときに選択可能なオプションは以下の通りです。
- - iPhoneに残す:以前、同期されたSafariのデータを、iPhoneに残します。
- - iPhoneから削除:以前、同期されたSafariのデータを、iPhoneから消去します。
困った時は:トラブルの解決
本記事に記載された通りに操作が進まないときや、追加の質問は、下記のQ&A一覧をご覧ください。
質問 iPhoneで履歴を残さない方法は?
iPhoneで検索履歴や閲覧履歴を残さずに、インターネットを閲覧する方法はありますか?
iPhoneに履歴を残したくないときは、Safariのシークレットモードを利用します。(正式名:プライベートブラウズ)。シークレットモードでは、タブを閉じたときに、履歴やCookieなどのWebサイトデータが自動で消去されます。そのため、手動で履歴を消す必要がありません。情報を残さずにページ閲覧したいとき、便利な機能です。