Windows Updateでデバイスドライバが更新されないように機能を無効化する
Windows10では、WindowsUpdateを介して、デバイスドライバの最新バージョンが配信されることがあります。通常は問題ありませんが、一部のPCメーカーでサポートされていなかったり、ドライバが更新されたことにより不具合の原因になることもあります。ドライバ更新により問題が生じる場合は、レジストリを書き換えることにより、ドライバの自動更新を無効にすることができます。

対象OS Windows 10
Windows Updateでドライバ更新を無効化して、アップデートの対象外に設定する
Windows10 Pro 以上のエディションであれば、グループポリシーエティターを使って、設定を変更することもできます。ドライバの更新を停止するために、Windows PowerShellを使ってレジストリを変更します。
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[スタート
]ボタンを右クリックします。

[スタート]ボタンを右クリックします。 -
[Windows PowerShell(管理者)]を選択します。

[Windows PowerShell(管理者)]を選択します。 -
「ユーザーアカウント制御」が表示されたら、[はい]ボタンをクリックします。

[はい]ボタンをクリックします。 -
「Windows PowerShell」が起動したら、下記のコマンドを入力して Enter キーを押します。

コマンドを入力して[Enter]キーを押します。reg add HKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate /v ExcludeWUDriversInQualityUpdate /t REG_DWORD /d 1 /f
コマンドをコピー
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画面右上の[閉じる]ボタンで画面を閉じます。(設定は以上で完了です)

[閉じる]ボタンをクリックします。
ヒント:
Windows PowerShellを閉じたら、PCを再起動してください。設定を元に戻したい場合は、コマンドで「reg delete
HKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate /v ExcludeWUDriversInQualityUpdate
/f」と入力して実行してください。
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この記事を書いた人
まきばひつじ PCトラブル解決アドバイザー
執筆歴10年以上。WindowsPCやiPhoneの「困った!」を解決するお手伝いをしています。15年以上にわたり、PCサポートの現場で10,000件以上のトラブルを対応。 国内大手PCメーカーのサポートセンターでスーパーバイザーとしての経験のほか、企業や自治体のヘルプデスク立ち上げを経て、現在は独立系PCアドバイザー/テクニカルライターとして活動。
検証環境:Windows 11 Home/Pro、Windows 10、iPhone(最新iOS)
信頼性:すべての手順を実機で確認し、スクリーンショット付きでわかりやすく解説します。
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