ストレージセンサー:Question

ストレージセンサーの活用方法: Windowsでの設定と最適化

Windows10・Windows11のストレージセンサーを使用して、不要なファイルを削除する方法を教えてください。

概要

このページでは、Windows10・Windows11のストレージセンサーの活用方法を詳しく解説しています。ドライブの空き容量が不足している場合、このセンサーを有効にすることで、不要なファイルを効率的に削除し、PCのパフォーマンスを最適化することができます。

ストレージセンサー

対象OS

Windows10、Windows11

ストレージセンサーの必要性について

PCで写真や動画など、サイズの大きいデータを扱う場合、ディスクの空き容量が不足することがよくあります。この問題を解決するための一つの方法が、ストレージセンサーの活用です。ストレージセンサーを有効にすることで、指定したタイミングで不要となったファイルを自動的に削除することができます。

さらに、長い間アクセスされていないファイルは、オンラインファイルとしてOneDriveに保存され、必要に応じてダウンロードされるようになります。これにより、PCのディスク空き容量を効率的に確保し、パフォーマンスの低下を防ぐことができます。

ディスククリーンアップを使って、不要なファイルを手動で削除するには?


公開日 公開日: 2021/06/15 ・ 最終更新日 最終更新日: 2023/08/17 ・ author twitterこの記事をシェアする

ストレージセンサー:step1 Windows 10・11での設定方法

Windows 10・11のストレージセンサーは、ディスクの空き容量を効率的に管理するための便利な機能です。この機能を有効にすることで、ユーザーは不要なファイルが自動的に削除されるタイミングを指定することができます。

Edgeのキャッシュを削除して、ディスクの空き容量を確保するには?

1スタートメニューを開く:
ストレージセンサー:スタートボタン(スタート)ボタンをクリックします。

2設定を開く:
ストレージセンサー:設定(設定)をクリックします。

3システムを開く:
Windowsの設定が開いたら、[システム]をクリックして開きます。

ストレージセンサー:システムをクリック

[システム]をクリックします。

4ストレージを開く:
システムが開いたら、メニューの中から、[ストレージ]をクリックします。

ストレージセンサー:ストレージをクリック

[ストレージ]をクリックします。

5ストレージセンサーを有効にする:
画面上部にある、ストレージセンサーのスイッチを[オン]にします。

ストレージセンサー:有効にする

スイッチを[オン]にします。

6構成を開く:
[ストレージセンサーを構成するか、今すぐ実行する]をクリックします。

ストレージセンサー:ストレージセンサーの設定を開く

[ストレージセンサーを…]をクリックします。

7実行のタイミングを決める:
[ストレージセンサーを実行するタイミング]をプルダウンメニューから決めます。

ストレージセンサー:タイミングを設定する

実行のタイミングを決めます。

8削除する項目を決めます:
一時ファイルの削除とクラウドコンテンツ(OneDrive)の設定を行います。

ストレージセンサー:削除する項目を選択

削除する項目を決めます。

1スタートメニューを開く:
ストレージセンサー:スタートボタン(スタート)ボタンをクリックします。

2設定を開く:
ストレージセンサー:設定(設定)をクリックします。

3システムを開く:
Windowsの設定が開いたら、[システム]をクリックして開きます。

ストレージセンサー:システムをクリック

[システム]をクリックします。

4ストレージを開く:
システムが開いたら、[ストレージ]の項目をクリックします。

ストレージセンサー:ストレージをクリック

[ストレージ]をクリックします。

5ストレージセンサーを開く:
ストレージの画面が開いたら、[ストレージセンサー]の項目をクリックします。

ストレージセンサー:ストレージセンサーを開く

ストレージセンサーを開きます。

6ストレージセンサーを有効にする:
[ユーザー コンテンツの自動クリーンアップ]のスイッチをオンにします。

ストレージセンサー:ストレージセンサーを有効にする

スイッチをオンにします。

7実行のタイミングを決める:
[ストレージセンサーを実行するタイミング]をプルダウンメニューから決めます。

ストレージセンサー:タイミングを設定する

実行のタイミングを決めます。

8削除する項目を決めます:
一時ファイルの削除とクラウドコンテンツ(OneDrive)の設定を行います。

ストレージセンサー:削除する項目を選択

削除する項目を決めます。

step2 ストレージセンサーの最適化のヒント

ストレージセンサーを活用する上で、その最適な設定を行うことが重要です。このステップでは、クリーンアップで削除することができるファイルの説明や、クリーンアップを行うタイミングの設定項目について解説します。

不要なファイルを効果的に削除するためには、どのファイルを削除すべきかを把握することが重要です。例えば、古いドキュメントやダウンロードしたファイル、一時ファイルなど、定期的に使用していないファイルをクリーンアップしましょう。ディスクの空き容量が急激に減少している場合や、特定の作業を行う前に、クリーンアップを行うと、PCのパフォーマンスを維持するのに役立ちます。

不要なWindows標準アプリを削除して、ストレージの空きを確保する方法

Windows10のクリーンアップ項目

(ストレージ センサー)

項目 項目の説明
ストレージセンサーを実行するタイミング ストレージセンサーを実行するタイミングを「ディスクの空き容量不足時*」、「毎日」、「毎週」、「毎月」の中から選択できます。「ディスクの空き容量不足時」を選択した場合は、ディスクの空き容量が一定のしきい値*を下回った場合に、自動的にストレージセンサーが実行されます。

*空きディスク領域は、ディスク サイズと最小動作しきい値によって異なります。[スタート]>[設定]>[システム]>[ストレージ]の容量バーが赤に変わると、ディスク不足状態になります。

(一時ファイル)

項目 項目の説明
アプリで使用されていない一時ファイルを削除します。 一時ファイルやキャッシュなど、アプリケーションの使用中に、一時的に生成されるファイルを削除します。
ごみ箱に移動してから次の期間が過ぎたファイルを削除する ごみ箱に移動したファイルが、指定した期間(「許可しない」、「1日」、「14日間」、「30日」、「60日」)経過した時に、自動的に削除します。
開かれないまま次の期間が過ぎた[ダウンロード]フォルダー内のファイルを削除する [ダウンロード]フォルダーに保存され、指定した期間(「許可しない」、「1日」、「14日間」、「30日」、「60日」)開かれないままのファイルは、自動的に削除されます。

(ローカルで利用可能なクラウド コンテンツ)

項目 項目の説明
(OneDrive)次よりも長い期間開かれなかったコンテンツはオンライン専用になります OneDriveと同期されたフォルダー内のファイルで、指定した期間(「許可しない」、「1日」、「14日間」、「30日」、「60日」)開かれていないものは、自動的にオンライン専用として設定されます。これにより、ディスクの空き容量を効率的に確保しつつ、必要なときにファイルをアクセスできます。ただし、「このデバイス上に常に保持する」フラグが設定されたファイルは、この設定の影響を受けません。

(今すぐ空き容量を増やす)

項目 項目の説明
今すぐクリーンアップ ストレージセンサーで指定した設定で、ファイルのクリーンアップを今すぐ実行します。

Windows11のクリーンアップ項目

(一時ファイルをクリーンアップ)

項目 項目の説明
一時的なシステムファイルとアプリファイルを自動的にクリーンアップすることで、Windowsをスムーズに実行し続けます 一時ファイルやキャッシュなど、アプリケーションの使用中に、一時的に生成されるファイルを削除します。

(ユーザーコンテンツの自動クリーンアップ)

項目 項目の説明
ストレージセンサーを実行するタイミング ストレージセンサーを実行するタイミングを「ディスクの空き容量不足時*」、「毎日」、「毎週」、「毎月」の中から選択できます。「ディスクの空き容量不足時」を選択した場合は、ディスクの空き容量が一定のしきい値*を下回った場合に、自動的にストレージセンサーが実行されます。
ごみ箱に移動してから次の期間が過ぎたファイルを削除する ごみ箱に移動したファイルが、指定した期間(「許可しない」、「1日」、「14日間」、「30日」、「60日」)経過した時に、自動的に削除します。
開かれないまま次の期間が過ぎた[ダウンロード]フォルダー内のファイルを削除する [ダウンロード]フォルダーに保存され、指定した期間(「許可しない」、「1日」、「14日間」、「30日」、「60日」)開かれないままのファイルは、自動的に削除されます。

*空きディスク領域は、ディスク サイズと最小動作しきい値によって異なります。[スタート]>[設定]>[システム]>[ストレージ]の容量バーが赤に変わると、ディスク不足状態になります。

(ローカルで利用可能なクラウド コンテンツ)

項目 項目の説明
(OneDrive)次よりも長い期間開かれなかったコンテンツはオンライン専用になります OneDriveと同期されたフォルダー内のファイルで、指定した期間(「許可しない」、「1日」、「14日間」、「30日」、「60日」)開かれていないものは、自動的にオンライン専用として設定されます。これにより、ディスクの空き容量を効率的に確保しつつ、必要なときにファイルをアクセスできます。ただし、「このデバイス上に常に保持する」フラグが設定されたファイルは、この設定の影響を受けません。
項目 項目の説明
今すぐストレージセンサーを実行する ストレージセンサーで指定した設定で、ファイルのクリーンアップを今すぐ実行します。
ストレージセンサー:テクニカルアドバイザー

何かお困りですか?
本記事に記載された通りに操作が進まないときや、追加の質問は、下記のQ&A一覧をご覧ください。

【質問】ストレージセンサーのOneDriveの項目で、「次よりも長い間開かれなかったコンテンツはオンライン専用になります」と設定した場合、オンライン専用になったファイルを開く方法は?

オンライン専用のファイルは、PC(ローカル)には保存されず、容量を占有しませんが、ファイル名は通常通り表示されます。該当のファイルをダブルクリックすれば、ファイルがダウンロードされて開かれます。ただし、ファイルを開くためにはインターネット接続が必要です。

【質問】オンライン専用のファイルを開いた後、そのファイルはPC(ローカル)に保存され続けますか?また、再びオンライン専用にすることは可能ですか?

「次よりも長い間開かれなかったコンテンツはオンライン専用になります」というプルダウンメニューで設定した期間が経過し、その間ファイルにアクセスしなかった場合、ストレージセンサーが次に実行されるタイミングでファイルは再びオンライン専用に戻ります。但し、「このデバイス上に常に保持する」フラグが設定されたファイルは除外されます。

【質問】ストレージセンサーが有効な状態でも、アクセスされなかった期間に関係なく、特定のファイルだけを常にPC(ローカル)上に保存することは可能ですか。

はい、可能です。常にPC(ローカル)に保存したいファイルやフォルダを右クリックし、[このデバイス上で常に保存する]を選択してください。