図で解説!iPhoneのライブフォト(Live Photos)を解除する方法
概要
iPhoneのカメラアプリでライブフォト(Live Photos)を解除して写真を撮影する方法の紹介です。設定により、ライブフォトを常に無効にすることもできます。
対象バージョン
iOS16、17対応
iPhoneのライブフォトとは
iPhoneのカメラアプリでライブフォト(Live Photos)機能を有効にすると、撮影ボタンをタップした前後1.5秒ずつの映像と音声を記録できます。この機能は、iPhone6s以降で利用が可能で、シャッターを切った瞬間の合計3秒間を動画として再生したり、キーとなる写真を後から変更することができます。
このように撮った写真を動的に再生する点で、ライブフォトは魅力的な機能です。しかし、iOS標準の写真アプリやiPhone、Mac以外のデバイスでは動画として再生できないケースも多くあります。また、iPhoneのストレージの空き容量が不足している場合、ライブフォトの無効化を検討するユーザーもいるでしょう。
本記事では、ライブフォトを一時的に、または恒久的に解除する方法、さらには既にライブフォトで撮影された写真を通常の写真に戻す方法を詳しく解説します。
公開日: 2023/10/15 ・ 最終更新日: 2023/10/15 ・ 著者:まきばひつじ ・ この記事をシェアする
ライブフォト機能を解除する方法
ライブフォトを一時的に解除して写真を撮る
カメラアプリで写真を撮影するときに、一時的にライブフォトを解除(無効)にします。解除は一時的で、自動的にライブフォト機能は有効になります。(設定を固定にすることもできます)
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カメラを起動し、右上の[Live Photos]ボタンをタップします。
ヒント:[Live
Photos]ボタンをタップする度に、ライブフォトの有効/無効が切り替わります。また、ProRAWが有効なときは、ライブフォトは自動で無効になります。
(ProRAWの有効/無効の切り替え設定)
[設定]>[カメラ]>[Apple ProRAW]のスイッチのタップして、オン/オフを切り替えます。
ヒント:カメラアプリでは、Live
Photosはデフォルトで有効で、自動で有効になります。機能を常に無効にしたい場合は、【STEP2】ライブフォトを常に無効にする を参照してください。
ライブフォトを常に無効にする
Live Photos機能は自動で有効になりますが、カメラアプリの設定を下記の手順で変更することで、自動でオンの状態に戻らずに、設定を保持することもできます。
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[設定]アイコンをタップし、[カメラ]の項目をタップします。
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カメラの設定メニューが開いたら、[設定を保持]をタップします。
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[Live Photos]のスイッチをタップしてオフにします。
ライブフォトの写真を普通に戻す
通常の写真として複製する
既にLive Photos形式で撮影された写真の複製方法を指定することで、普通に戻すことが可能です。普通の画像形式に戻された写真は、画質やフォーマットがオリジナルと同じですが、シャッターを押した前後1.5秒の領域は削除され、静止画として保存されます。
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写真アプリで右上にある[選択]をタップした後、写真を選びます。
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アイコンをタップしてメニューの中から[複製]をタップします。
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メニューの中から[通常の写真として複製]の項目をタップします。
ヒント:メニュー内の[ビデオとして保存]を選択すると、MOV形式のビデオファイルとしてコピーできます。これにより、Live Photosに対応していないデバイスでも動画として再生可能です。