動作が不安定なWindowsを修復するための回復ツール利用方法(Dism.exeとSFC.exe)

Windows10のシステムファイルが破損、または書き換えられたことにより動作が不安定になった場合の修復方法です。

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最終更新日:2017/6/1   日本語

  動作が不安定なWindowsを修復するための回復ツール利用方法(Dism.exeとSFC.exe)


Windowsの動作が不安定になる要因は様々ですが、システムファイルに起因する場合は、OS標準で用意されている回復ツールを使うことで症状が改善する可能性があります。ここでは「Dism.exe」と「システムファイルチェッカー(SFC.exe)」の2つのツールについて紹介します。



原因:

Dism.exe はWindowsのシステムファイルが破損していないかチェックを行うツールです。システムファイルが破損している場合は、Windows UpdateまたはOSインストールリソースより破損したファイルを修復することができます。
SFC.exe はシステムファイルが書き換えられていないか確認するためのツールです。古いソフトウェアをインストールした時などにOSのシステムファイルが書き換えられ、Windowsの動作が不安定になることがあります。「SFC.exe」はシステムファイルの整合性をチェックし、問題があればファイルを元に戻します。



  DismとSFCはコマンドプロンプトまたはPowerShellから行います。


はじめにDism.exeを使って破損したシステムファイルを修復したあとに、SFC.exeを使ってファイルの整合性チェックを行います。いずれのツールもコマンドプロンプトまたはWindows PowerShellから行います。


① デスクトップ画面左下の スタートボタンを右クリックし、表示されたメニューの中からコマンドプロンプト(管理者)をクリックします。(Creators Updateの場合は、Windows PowerShell(管理者)をクリックしてください)

スタート右クリックメニュー コマンドプロンプトをクリック

② ユーザーアカウント制御の画面が出てきた場合は、はいをクリックします。

ユーザーアカウント制御 はいを選択

③ コマンドプロンプトまたはWindows PowerShellが起動したら、下記のコマンドを入力してEnterキーを押します。(完了までに数分から数十分掛かることがあります)

DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth

コマンドプロンプト画面 コマンドを入力

④ Dismの処理が完了したら、続けてsfc /scannowと入力して、Enterキーを押します。(「他のサービスまたは修復操作が実行中です」とメッセージが表示された場合は、しばらく待ってから実行し直してください)

コマンドプロンプト画面 コマンドを入力

⑤ 下図のような完了メッセージが表示されたら操作は終了です(完了までに数分から数十分掛かることがあります)。パソコンを再起動して動作を確認してください。

コマンドプロンプト画面

補足:

Dism.exeはWindows Updateを利用してシステムファイルの修復を行います。オフライン環境またはWindows Updateクライアントに何からの問題が発生している場合は、Windows10のインストールメディアなどをリソースとしてシステムファイルを修復することができます。これを行うためには、代わりに次のコマンドを入力します。

DISM.exe /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:C:\RepairSource /LimitAccess

ヒント:C:\RepairSourceの部分は、Windows10のインストールリソースに読み替えてください。

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